葬儀のカタチ

ご家族様から、お棺にメッセージや絵を書いてはダメなんですかとお打ち合わせ中に質問を頂きました。
書かれる方もいらっしゃいますよと案内すると、ご親族皆様で、描かれていました。
故人様の似顔絵、感謝の言葉・メッセージ。白いお棺の為、色鮮やかにカラフルになりました。

お棺に納める納棺の際に、おくり畳もご依頼頂きました。
おくり畳とは、お棺の中にひく専用の畳になります。
畳とは、奈良や平安の時代から、倭の人々の生活の様式を足元から築いてきたものになります。
美しくよい香りのい草で端正に作られた日本のたたみは安らぎの象徴になります。
最期のときまで日本人として落ち着ける場所であり、い草の香りが故人の眠りを深く、安らかな永遠の世界へと誘います。

その畳の裏面が、メッセージを書ける形になっておりますので、案内させて頂いたところこちらにもメッセージを書かれていました。

皆様からの心のこもったメッセージや似顔絵を描かれ、故人様も大変喜ばれていることだと思いました。
色紙やお手紙を中に入れらる方も多いですが、このようにお棺に書かれるのも、オリジナルのお棺になり、また皆様の想いが見れるというのが、いいなと思いました。