お知らせ・コラム
ファミリー葬からのお知らせやお役立ちコラムをご紹介いたします。
知っておきたい神戸市北区北部周辺のお葬式事情
「ご遺族」の立場で葬儀を執り行う機会は、一生のうち数えるほどしかありません。そのときに後悔しないためにも「事前に知っておけばよかった」という情報を、「ファミリー葬」鹿の子台 (兵庫県神戸市北区鹿の子台南町2-12-2) の真壁彰一さんに伺いました。
─神戸市北区北部の葬儀の風習・しきたり等を教えてください。
神戸市北区北部には、新興住宅地域と農村地域があります。鹿の子台のある新興住宅地域には決まったしきたりはありませんが、少し前までは亡くなるとご近所や班の方が葬儀のお手伝いに来てくださり、ご自宅や地域の会館などで葬儀を執り行っていたようです。
当ホールが開館したのが2020年6月。コロナ禍で、親族だけで見送りたい・・・と希望する人が多くなっていたタイミングとも重なり、家族葬専用の当ホールをご利用いただく方が増えております。
─お葬儀の流れと、火葬場情報を教えてください。
お葬儀の流れは、「ご臨終⇒葬儀社に連絡⇒ご搬送・ご安置⇒お打ち合わせ⇒納棺(清拭・湯灌)⇒通夜⇒通夜振る舞い(式場で食事)⇒葬儀告別式⇒ご出棺⇒精進上げ(会食)⇒お骨上げ⇒初七日⇒後飾り」となり、従来の葬儀ととくに変わるところはありません。地域によっては通夜をしないところも増えているようですが、当ホールをご利用いただく方のほとんどは通夜も執り行います。
火葬場は、当ホールから車で20分ほどのところに「神戸市立有馬斎場」(兵庫県神戸市北区有馬町字京口山1814/定休日=1月1日~3日・第1日曜日・友引日)があります。ただし1日2件で友引日も休みのため、利用できないときは、車で30分の「三田市聖苑」(三田市下槻瀬748番地1/定休日= 1月1日・1月3日・8月15日)、または車で40分の「神戸市立鵯越斎場」(神戸市北区山田町下谷上字中一里山14-1/定休日=1月1日、1月2日及び第1日曜日)を選んでいただいております。火葬場は3か所ありますので、混んで葬儀の日程が遅くなることはほとんどありません。
─ファミリー葬鹿の子台はどんな式場ですか?
自社所有の広大な敷地の一角に、166坪の広さを誇る家族葬専用のホールです。人気建築家がデザインしたホールには、ドアを開けるとガラス越しに中庭が広がり、その中庭を囲むように建物がコの字型に配されています。建物の右側には木をふんだんに使った30席を有する式場があり、その奥にはオープンキッチンを備えた広々としたリビングと和室(13畳)が続きます。バスと洗面台も備えており、布団5組・5名様まで宿泊も可能。建物の左側にある13畳の和室は、1~2名でお見送りをされる直葬や福祉葬、安置室等にもお使いいただけます。
また広大な敷地内には、同グループが運営するペットのための個別納骨堂、樹木葬もあり、訪問火葬車による出張サービスも行っています。
─お客様から喜んでいただいたエピソードがあれば教えてください。
地元のバレーボールの監督さんがコロナで亡くなられた際、火葬を終えられたあと「骨葬」で「お別れ会」を執り行いました。ゆかりのある方たちとお別れをしていただくため、式時間も10時から17時までに設定。祭壇にはユニホームやボールなどを飾り、無宗教ということでしたので献花にして、160名ほどの方に参列していただきました。駐車場スペースも24台分ありますので、お車でも来てもらいやすく、ご遺族様からは「ゆっくりとお別れができ、本人も喜んでいると思います」と大変喜んでいただきました。
そのほかにも、故人様のお誕生日が通夜や葬儀の日である場合などは、ケーキや好物の料理をお供えさせていただくこともありますし、ヒアリングの際に知り得た情報をもとに、故人様がお好きだったカラオケ曲をかけたり、お気に入りのお洋服を展示したり、そんなサプライズもご遺族様からは喜んでいただいております。
─常にお客様に対して「心がけていること」はございますか?
お客様からのご要望に対して、可能な限りご対応させていただくようにしています。例えば、事前相談の際に、「最期は自宅の前を通ってほしい」というご要望をお聞きしておりましたら、病院から搬送する途中、または火葬場に行く前などに、対応させていただいております。
当ホールはオープンして6月で丸3年になりますが、お陰様ですでに400名以上の方に会員になっていただいております。会員になりますと、会員割引特典もございますし、事前相談の際にご要望等をしっかりヒアリングさせていただきますので、その方らしいお見送りをさせていただくことができます。
毎月第一日曜日は見学会を開催。光が差し込む、洗練されたデザインの式場は、必ずや気に入っていただけると思います。スタッフ一同、お待ちしております。