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【終活】もしもに備えて知っておこう③
〜家系図って必要?〜

家系図とは、婚姻関係や血縁、自分のルーツとなるご先祖様とのつながりなど、一族の系図を見やすく図表にしたもの。近年は、終活の一貫として家系図作成の需要が高まっています。

家系図を作るメリットは、自分の先祖を知ることができ、ルーツを把握することができます。結婚している方は、夫と妻の両家の家系図を作っておくと良いでしょう。作っておけば、自分の子どもたちや孫・ひ孫たちなど次の世代にとっても、貴重な資料となるはずです。

家系図はまた遺言を作成するときにも役立ちます。家系図があることで、自分と親族の関係が
わかりやすく整理でき、遺言を作る際にまとめやすくなります。

ではどのようにしたら、見たこと、聞いたこともないご先祖様のことを調べることができるのでしょう? 自分で調べる場合は、「自治体窓口から戸籍謄本等を取り寄せる」「過去帳から調べる」といった作業が必要となってきます。

戸籍は、本籍地の役所で請求する必要があります。先祖代々同じ土地に住み続けている場合は、1つの役所で数世代にわたって戸籍謄本を請求することができますが、ご先祖様がそれぞれ違う地域に住んでいた場合は、それぞれの役所から取り寄せなければなりません。

戸籍謄本を取り寄せる場合の費用は、戸籍謄本・抄本は1通につき450円、除籍謄本・抄本または改正原戸籍謄抄本は1通750円。これらの証明書は郵送での請求も可能です。市町村役場のホームページでご確認ください。

「過去帳から調べる」場合は、お墓のある菩提寺等に出向いてご先祖様の戒名(法名・法号)、戒名、没年、享年などを記した過去帳を見せてもらいます。現地に出向いたことで、遠い親戚がいることがわかったり、ご先祖にまつわる話が聞けるといった新たな発見もあります。ただし、近年は個人情報保護の観点から閲覧が難しい寺院も多く、訪れる場合は事前に閲覧が可能かどうか、問い合わせてから行くようにしましょう。

古い戸籍になると、クセのある手描き文字のため解読できない、旧漢字が使われていて正しく読めないといったケースもあり、わかる世代数も両親を1代前と数えた場合、平均4~5代前までと言われています。「もっと昔のご先祖様まで調べたい」「家系図は作りたいが調べる時間がない」という場合は、家系図を得意とする行政書士のようなプロに依頼する方法もあります。

専門家によっては、戸籍のない江戸時代まで調査できるところもあります。調査に1年、予算も100万円以上かかる場合もありますので、依頼する際はホームページで確認するなどして、信頼できる専門家を選ぶことをおススメします。