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コラム 葬儀マナー

「無宗教式」「お別れ会」の流れや注意点 直葬との違い

近年、「無宗教式」「無宗教葬」と呼ばれる葬儀を選ぶ方も増えています。無宗教式とは、特定の宗教や宗派のしきたりにとらわれず、故人や遺族の意向に沿って自由に内容を決められる葬儀のことで、「自由葬」とも呼ばれます。
無宗教式では、読経や焼香などを取り入れる場合もありますが、それらは必須ではなく、故人の人柄や思い出を最優先に、式の内容や全体の構成を自由な形式で決めることができます。
 
無宗教式の一般的な流れは以下の通りです。
1.開式の挨拶
2.黙祷
3.式の趣旨説明(無宗教葬を選んだ背景など)
4.故人の略歴紹介
5.参列者によるお別れの言葉(スピーチ)
6.献花または焼香
7.弔電の拝読
8.喪主の挨拶
9.柩へのお花入れ・最後のお別れ
10.閉会の挨拶
11.出棺
 

 
所要時間は40分から1時間程度が目安です。無宗教式を行う際は、会場が無宗教式に対応しているかを事前に確認すること。菩提寺がある場合は、家族や親族とも相談し、事後トラブルを避ける配慮も必要です。また、参列者が形式に戸惑わないよう、事前に無宗教式であることを伝えておくと良いでしょう。無宗教式によっては後の供養方法についても、あらかじめ考えておく必要があります。
 
このほかにも、葬儀は「密葬」や「家族葬」で執り行い、後日「お別れの会」「偲ぶ会」を行う──といった新しい弔いの形も増えています。お別れの会は宗教的儀式を伴わない場合もあり、献花や献杯、スピーチ、映像上映などを通じて、故人との思い出を分かち合う場です。会場も葬儀ホールに限らず、ホテルやレストランなど多様化しています。
服装については、案内状に指定がなければ平服での参加が一般的です。男性はダークスーツに白いシャツ、黒以外のネクタイを着用し、装飾品は控えましょう。女性は光沢のない暗めの色の服装が望ましく、メイクもナチュラルにまとめ、派手にならないように。
 
お別れの会の場合は、会費制の場合もありますが、会費制でない場合は、香典を持参し、「御香典」「御花料」「御香料」などの表書きの不祝儀袋に入れて、受付で渡しましょう。ただし、案内状に「ご辞退」と記載がある場合は持参しないのがマナーです。
 
無宗教式やお別れの会は形式にとらわれない分、遺族や参列者の思いがより強く反映される場です。どの葬儀社でも対応しているわけではないので、実績や経験が豊富な葬儀社を選ぶようにしましょう。