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お知らせ・コラム

ファミリー葬からのお知らせやお役立ちコラムをご紹介いたします。

コラム 葬儀マナー

家族が危篤と言われたら?心構えとするべき準備とは

医師から家族の危篤を伝えられたら、平常心を保つことは難しいかもしれませんが、まずは深呼吸をして心を落ち着かせ、やるべきことを一つ一つ進めていきましょう。
 
最初に行うことは、家族や親族、本人と特に親しかった方々への連絡です。なるべく早い段階で状況を伝え、可能であれば病院へ来てもらえるよう案内しましょう。自身の職場にも、「家族が危篤のため、付き添っており、急なお休みをいただく可能性があります」と早めに報告をしておくと、万一の場合にもスムーズに対応ができます。
病院に泊まる可能性もありますので、携帯電話や充電器、財布、筆記用具、着替え、歯ブラシなど、必要最低限の持ち物を準備して病院へ向かいましょう。
 
残念ながらご逝去となった場合は、葬儀までの流れは以下の通りとなります。
1.医師から「死亡診断書」を受け取る
2.親族・関係者へ訃報を伝える
3.ご遺体の安置場所を決める(自宅、葬儀社の安置室、民間の安置施設など)
4.葬儀社を選定し連絡を入れる
5.葬儀社と葬儀の打合せを行う(喪主を決めておく)
6.宗教者(僧侶・神父・牧師など)と日程調整を行う
7.死亡届の提出(①届書 ②死亡診断書又は死体検案書 ③届出人の認印、身分証が必要。火葬許可申請もこの時に行う)
8.葬儀を執り行う
 

 
病院で亡くなった場合、通常2~3時間以内に搬送場所を決めて病院から出なければならないケースが一般的です。搬送は葬儀社が行うため、安置場所と合わせて葬儀社も迅速に決めなければなりません。
 
病院から葬儀社を紹介してくれる場合、葬儀費用が高くなるケースもあり、必ずしもそれが最良とは限りません。葬儀の形式や予算、希望する内容に合った葬儀社を自分で選ぶことが、後悔のないお別れにつながります。最近ではインターネット検索で探す方も増えていますが、検索上位には実際に式場を持たない「紹介業者」も多いため注意が必要です。
できれば、家族が元気なうちから葬儀社の見学や資料請求、相見積りなどを通じて候補を絞っておくことをおすすめします。危篤を告げられた時点で、信頼できる葬儀社を把握しておくだけでも、その後の搬送や手続きが格段にスムーズになります。「生前予約」をしておくと、葬儀費用が割安になる式場も多く、安心です。
 
「もしものとき」に備えておくことは、決して不謹慎なことではありません。準備しておけば、危篤から持ち直したときは心から安堵できますし、旅立ちの時が訪れたとしても、後悔の少ないお見送りができるはずです。葬儀は二度とやり直しがききません。後悔のないように備えておきましましょう。