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【終活】もしもに備えて知っておこう②
~資産一覧表の作成は必須~

あなたに「もしも」のことがあった場合、ご家族はあなたの資産をどこまで把握されていますか? 

近年は通帳や証書がないケースも多く、とくに暗号資産やネット銀行等の口座をお持ちの方は、取引していることを家族に伝えておくことはもちろん、ID・パスワード等も記載して伝えておかないとどこにそれらがあるかわからないままになってしまいます。「もしも」のときは、いつ訪れるかは誰にも予測はできません。資産の一覧表は早めに作成しておかれることをおススメします。

資産の一覧表を作成するメリットは、資産の可視化です。預貯金、有価証券、投資信託、土地、家、不動産、宝石、貴金属、自動車、美術品、骨とう品、ゴルフ・リゾート会員券など、これらはすべて相続の対象となります。それらの通帳や証書、権利証、会員権、鑑定書等を一覧表にまとめておくと同時に、その保管場所も記載しておくようにしましょう。

同時に負の遺産もまとめておくこともお忘れなく。借入金、住宅ローン、連帯保証人になっている等があれば、それもまとめて記載し知らせておかないと、遺族が負の遺産まで相続させられることになります。

 

 
エンディングノートや『ゆいごん白書®』といった終活ツールの多くは「資産一覧表」や「財産目録」をまとめて記入できるページを設けていますので、まとめていない人はそれらに記載しておきましょう。パソコンで作成する場合は、必ずプリントアウトしておくようにしましょう。

資産が可視化されれば、不要な財産を思い切って処分できたり、残高の少ない口座は解約しておくこともできます。生前贈与や信託を考えるなど、身辺整理もしやすくなります。

さらに資産の一覧表や財産目録があれば、それをもとにして遺言書が作りやすくなるといったメリットもあります。遺産分割協議や相続税申告の際にも役立ち、併せて起こりうる相続トラブルを未然に防ぐこともできます。

また資産の一覧表を作成することで、未来の生活・人生設計が立てやすくなります。例えば、生命保険や積立金が満期になる時期を把握できることで、それに合わせて有料老人ホーム探しを始めたり、家をバリアフリー化する資金に充てる、新たな運用資金として投資することもできます。

正確な財産目録を作成するには、弁護士や税理士、司法書士、行政書士といった専門家に依頼するのも良い方法です。