お知らせ・コラム
ファミリー葬からのお知らせやお役立ちコラムをご紹介いたします。
葬儀の準備
ご臨終から葬儀までの間、短時間で「決める」、「用意しないといけない」ものがあります。「事前に準備しておけばよかった」と後悔しないためにも、「もしものとき」に備えて、時間に余裕があるうちに準備しておきましょう。※地域・宗派によっては異なる場合もあります。
葬儀に備える7つの準備
①宗教・宗派・菩提寺(ぼだいじ)を確認しておく
ご臨終後、まず連絡を取らないといけないのが、葬儀社と菩提寺です。菩提寺とは、先祖代々の墓がある寺のこと。事前に寺名・電話番号・住所もメモしておきましょう。菩提寺がわからない場合はご親族に聞き、それでもわからない場合は、葬儀社から僧侶の手配をしてもらうことも可能です。
②葬儀を行う場所・形式・規模・予算を決めておく
葬儀業者は全国に約9000社(経済産業省調べ)あり、ネット検索だけで会場も見ずにお願いするとサービスや価格面でトラブルが生じるケースもあります。事前に下見、見積りをしたうえで、予約しておくことをおススメします。
③葬儀に来てほしい人のリストを作っておく
家族葬の場合は概ね30名を想定してリスト作成を。氏名(ルビ)、電話番号の横に「恩師」「上司」「高校の同級生」というように間柄も記載しておくと、連絡をいれる際にご家族は助かります。
④香典の取り扱いを決めておく
近年は香典を受け取らないケースが増えている一方、受け取らないことでもめるケースも珍しくありません。親族の場合は、これまでのお付き合い、関係性がこじれることもあります。事前にご家族・親族間で決めておきましょう。
⑤喪主を決めて伝えておく
喪主は、故人に代わり弔問を受ける、遺族の代表者となる人。葬儀に関することを決めたり、参列者や僧侶へ挨拶する役目などもあります。喪主は、一般的に配偶者、血縁関係の近い直系男子、直系女子がなりますが、必ずしも誰がしないといけないという法律はありません。
⑥遺影写真を準備しておく
葬儀社との打ち合わせで必ず「ご用意してください」と言われるのが遺影写真です。顔のサイズが小さすぎる、洋服がカジュアル、帽子を被っているなどの理由で、遺影写真に向かない場合もあります。遺影写真用の写真があればUSBに入れて渡しておくなど、元気なうちから用意しておきましょう。
⑦旅立ちの衣装を用意しておく
宗派によっては「死装束」の場合もありますが、そうでない場合は事前に旅立ちの衣装を準備されておくとご家族は助かります。衣装の特徴、それをどこに置いているかも伝えておきましょう。