お知らせ・コラム

事前相談・生前予約のメリット

「終活」をする人が増えていることに伴い、葬儀社に自分や身内の葬儀を事前に相談する「事前相談」や、お元気なうちから予約しておく「生前予約」をされる人が増えています。

「生きているうちから相談や予約をするなんて縁起でもない」という人もおられるかもしれませんが、亡くなる人の多くが病院で最期を迎えます。その場合、どれくらいでご遺体を自宅や葬儀社に搬送しないといけないのか、ご存知でしょうか？

実は「２～３時間で退室を」といわれるケースが多く、その時間内に葬儀社を探さなければなりません。同時に誰にお知らせするのか、どのような式にするのかなど、多くのことを短時間で決めなければなりません。葬儀に慣れている人は少なく、実際に葬儀を行う場合、どういった段取りで、どのように行うのか、わからないのは当然です。事前相談・生前予約をしていれば、それらを把握しておくことができ、簡単な打ち合わせだけで済みますので、精神的にも非常に楽になります。

 

 

 

事前相談・生前予約なら見積りの作成もしてもらえるため、事前に葬儀費用を把握しておくこともできます。その際、見学会等を行っているところに直接足を運んで、ホールや会館を見せてもらうようにしましょう。なぜなら紹介をするだけで、実際にホールや会館を持っていない会社も多いからです。その際、１社だけでなく、最低２社以上で、同じ内容・条件で見積りを取るようにしましょう。冷静に葬儀内容や費用について検討することができ、生前予約をしておくと会員割引価格にて利用できる葬儀社もあり安心です。

 

相談・お見積もりをお願いする場合は、「➀葬儀の形式・内容・演出、②葬儀の規模（参列者の人数）・会場の場所確認、③葬儀の費用や予算、④ご遺体の安置場所、⑤葬儀当日に必要なもの」等について確認をしておきましょう。できればご家族と一緒、または事前に話し合っておけばトラブルを防ぐことができます。遺影写真、納棺の際に一緒に入れてほしいもの、祭壇に飾ってほしいもの、旅立ちの衣裳なども事前に用意しておくことができれば、納得のいく、その人らしい葬儀を執り行うことができます。

 

 

何も相談していなかった、決めておかなかったばかりに、葬儀が終わったあと「もっとこうしておけばよかった」「高額な請求額にびっくり。事前見積りをしておけば」と後悔する人も少なくありません。

時間に余裕のあるときに、事前相談・生前予約をご検討してみることをオススメします。