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お知らせ・コラム

ファミリー葬からのお知らせやお役立ちコラムをご紹介いたします。

コラム 葬儀マナー

家族葬・一日葬・直葬(火葬式)の違い(メリット・デメリット) ~その費用や特徴を比較~

コロナ禍以降、葬儀の主流は家族葬となっていますが、株式会社鎌倉新書が2022年3月~2024月3月に実施した「第6回お葬式に関する全国調査」結果でも、執り行った葬儀で最も多かったのは家族葬50%、次いで一般葬30.1%、一日葬10.2%、直葬(火葬式)9.6%でした。

家族葬は、1日目にお通夜・2日目に葬儀・告別式を、ご家族・ご親族のみで執り行う葬儀のこと。近親者のみで葬儀を行うため、弔問者に気を使うことなく、落ち着いて故人様とのお別れができ、葬儀の内容(お料理や花等)も、自分たちが納得する形で行うことができます。さらに、式場も小会場となり、お料理や振る舞い(粗供養等)も少人数のため、葬儀費用を抑えることができます。

一日葬はその名の通り、葬儀・告別式だけを一日で行い、お通夜は行いません。一日葬を希望する人の多くは、「拘束時間が短く、ご遺族の体力的負担を減らすことができる」「遠方から訪れる人が宿泊せずに日帰りできる」「費用が安くなる」などの理由で選ぶ方もおられますが、費用的にはお通夜の会場代、食事代などがいく分抑えられる程度です。

一日葬にしたばかりに、葬儀の日程に都合がつかず参列ができなかった人が出てきたり、宗派やご住職によっては、通夜なしの一日葬に対応してもらえないケースもあります。

直葬(火葬式)は、亡くなった後、遺体を安置し出棺、火葬場へ移動。火葬炉の前でお別れをして、火葬を行うことをいい、お通夜・葬儀を行わないお別れの儀式となります。

時間・スペースが限られているため、身内のごく限られた人だけで見送り、棺にお花を入れ、僧侶にお経をあげてもらい、10分程度のお別れとなることが一般的。宗教儀式のない、火葬のみのお別れの場合もあります。

会館等で儀式・告別式を行わないため、費用は抑えられますが、家族・親族に反対される場合もあります。後々の関係に支障をきたすことにもなりますので、直葬にする理由を説明し、理解を得ておくようにしましょう。

菩提寺がある場合は、あらかじめ僧侶にご相談を。相談せずに行うと、本来は葬儀の時に菩提寺から授与される戒名(法名・法号)がない状態でお別れをすることになるため、菩提寺内の墓地への納骨を断られたり、法要を行ってもらえない──そんなケースもあります。

葬儀費用の総額(平均)は、同じく「第6回お葬式に関する全国調査」によると、一般葬が161.3万円、家族葬が105.7万円、一日葬87.5万円、直葬・火葬式42.8万円。

チラシやテレビCM等で表記されている価格には、会館ごとに含まれている内容が違うため、事前に内容を確認して、同じ条件で2社以上から見積もりを取るようにしましょう。